被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定ケースbyケース

 東友会を通じて原爆症認定申請を出した被爆者2人の審査結果が届きましたのでお知らせします。
 2007年8月以後、原爆症認定基準の見直しがすすんでいることから、厚生労働省は却下通知を出していません。審査の結果が却下となった場合はすべて「保留」とし、新基準で再審査するとしています。

認定

申請病名性別被爆時年齢被爆状況など申請年月ほか
白内障男性11歳広島市西観音町。1.3キロ直爆。遮蔽無・屋外。左腕、左足、左足指に火傷。2週間程度、被爆地にとどまる。下痢、火傷が化膿し治癒に3カ月かかる。1998年右白内障を手術。2006年9月申請、2008年1月認定。
胃ガン男性2歳広島市西白島町、1.3キロ直爆。遮蔽有・自宅縁側。頭部と腕にガラス片で外傷。傷痕が残る。白島北町周辺で黒い雨を受ける。幼少にて急性症状は詳細ではないが、下痢、発熱あり。2002年胃ガン手術。2005年リンパ節転移。 2006年8月申請、2006年11月26日死去、2008年1月認定。