被爆者相談所および法人事務所
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被爆60年10・18大集会 被爆者の願い実現までたたかいぬきましょう

全国の被爆者・支援者こころかよわす

 2005年10月18日に九段会館で開かれた日本被団協主催の「被爆60年10・18大集会―核兵器も戦争もない世界をめざして―」は、全国から被爆者・支援者ら800人余が参加。日本被団協の坪井直代表委員のあいさつで開会されました。

 第一部は、被爆者運動の60年をスライドと証言で感動的にふり返りました。
 来賓あいさつでは、広島・長崎両市長のメッセージが代読され、各政党からは、民主党の高木義明衆議院議員、公明党の谷合正明参議院議員、共産党委員長の志位和夫衆議院議員、社民党の阿部知子衆議院議員があいさつにたちました。

 第二部は、フォークシンガーの小室等さんが登場。ギター一本で平和のうたを朗々と歌い上げ、長崎の歌手・寺井一通さんは、被爆者の合唱団といっしょに舞台に立ち、被爆者の生き様と願いをつづった歌を披露しました。

舞台上で横一列に並び歌う合唱団。指揮者は客席のほうを向いて指揮をしている。
長崎の被爆者合唱団

 第三部は、「原爆症認定集団訴訟の勝利をめざして」。全国12の訴訟団が全員登壇。東京の原告団は「われら生命もてここに証す 原爆許すまじ」の東友会の旗を掲げ、東京おりづるネットの代表らとともに全国の輪に加わりました。
 これら原告たちを背景に歌手の横井久美子さんが「にんげんをかえせ」を歌ったあと、横井さんがCD「にんげんをかえせ」の売り上げをカンパとして全国弁護団団長の池田眞規弁護士に手渡しました。
 全訴訟団を代表して、神奈川と長崎の原告が涙ながらに発言。支援団体からは、京都と千葉の代表が全面支援の決意を表明。弁護団からは、宮原哲朗弁護士と尾藤廣喜弁護士が、国の原爆症認定行政の理不尽さを訴え、被爆者への真っ当な援護となるよう認定行政を抜本的に改めさせるための支援を呼びかけました。

たくさんの人たちが、旗やのぼりを持って舞台に上がっている。
全国の原告たち
マイクを使いながら、手に持った紙を読んでいる被爆者。
切実な現状を訴える被爆者

 第四部は、「被爆者とともに」。三重、山梨、熊本の被爆者代表が、被爆60年の運動の経験といまの思いをそれぞれ訴えました。
 これに応えるかたちで若い世代から、主婦、高校生、大学生、社会人などさまざまな立場の7人が、被爆者とともに「核兵器廃絶」と「原爆被害への国家補償」の実現、集団訴訟の勝利を勝ち取る決意を語り、大きな拍手につつまれました。
 最後に、「アメリカは原爆投下を謝罪し、核兵器廃絶の約束を果せ」「日本政府は戦争責任を認め、原爆被害を補償せよ」「みんなで力を合わせ、たたかいぬきましょう」と訴えた集会アピールを採択し、被爆60年の大集会を閉じました。

舞台上で、マイクを使い発言する高校生と大学生。その後ろには被爆者や他の発言者らが椅子に座っている。
発言する高校生と大学生
たすきを掛けて客席に座る東友会の参加者たちが拍手をしている。
発言に拍手する東友会の参加者たち