東友会医療講演会「高血圧と心臓の話」 「大変分かりやすい」と大好評
東友会の顧問医・園田久子医師を講師に迎えた医療講演会が2003年10月4日に開かれ、東友会の医療講演会としては過去最高の153人が参加しました。医療講演会は東京都からの委託事業として東友会が毎年開催しているものです。
この日、会場となった調布市文化会館視聴覚室は104席。開会前30分には満席となり、参加者は階段や床にも座り込んで、熱心に講演を聴きました。
今回のテーマ「高血圧と心臓の話」は園田医師の専門分野。血圧のグラフや心臓の仕組みの図や、楽しいイラストも入った詳しいレジュメを使っての講演は大好評でした。
「高血圧のもとは肥満。あと一口食べたい思うときに抑えることが大事。寝しなにものを食べないこと」、「左の奥歯や左肩が痛いときは、心臓の病気が隠れている場合がある」という話しには、多くの参加者がうなずいていました。
質問に答えて、「心筋梗塞から助かるのは6時間がゴールデンタイム」「血圧を抑える薬は、自己判断しないで、毎日決まった量を飲むことが肝心」などという話もありました。
感想として、「たいへんわかりやすく拝聴しました。資料がよくできていてありがたいです」「息子が心筋梗塞で緊急入院して手術したが、先生のお話のとおりだった」「高血圧の薬を飲んでいるが、今回の話を聞いてはじめて病気の仕組みがわかった」という声が多く寄せられました。