エノラ・ゲイを復元展示 原爆被害を無視した展示に抗議する署名を
米スミソニアン航空宇宙博物館は、広島に原爆を投下したB29爆撃機エノラ・ゲイを完全復元し、2003年12月から一般公開すると発表しました。しかし、原爆の結果には何もふれず、たんに航空技術の進歩をほめたたえるものになっています。1995年にも、同機の特別展示をめぐって、米国内の圧力で被爆資料の展示が中止された経緯があります。
日本被団協は、エノラ・ゲイを展示するなら、原爆被害の資料もあわせて展示するよう求めた署名を提起し、賛同を呼びかけています。