東友会が上野と立川で街頭宣伝 原爆症認定集団訴訟と核兵器廃絶で
東友会は2003年9月28日、原爆症認定集団訴訟への支援と核兵器廃絶を訴え、上野公園と立川駅前の2カ所で宣伝・署名行動をおこないました。
上野公園では、被爆者、二世、支援者など33人が参加、500枚用意したビラがあっという間になくなりました。
署名は、とくに若者が積極的。中国からの留学生は「核兵器反対」と述べながらすすんでペンをとり、親子連れ30代の男性は、「核の不安があるので署名した」とわが子の顔を見つめながら話していました。
1時間で、核廃絶署名207人分、集団訴訟勝利署名122人分、募金1万3700円が寄せられました。
立川駅北口では、JR中央線の事故で大混乱が起きた日でしたが、電車を乗り継いで20人が参加。ハンドマイクと500枚のビラで宣伝、1時間で書く兵説署名78人分、集団訴訟署名92人分が集まりました。
署名する人は若者たちが多かったのが特徴。通行人のなかで「手当はとっていない、被爆者の会にも入っていない」という被爆者が名乗り出て、さっそく立川の会との連絡がつくという場面もありました。