日本被団協が総会と中央行動 「核廃絶の約束」実行迫る
日本被団協は2002年6月4日と5日の両日、第47回定期総会を水道橋グリーンホテルで開きました。42都道府県から120人が参加。活動報告と決算を承認、運動方針案と予算案を採択しました。方針のポイントは、以下の3点です。
- 「核兵器犯罪を裁く国際市民会議」を2005年までに開く運動
- 「核兵器の廃絶に向けての明確な約束」を実現するのための実相普及運動
- 原爆症認定集団申請・集団訴訟運動
総会では、「総会決議」と「非核三原則の見直し」発言への抗議、原爆症認定集団申請・訴訟を成功させようという二つの特別決議が採択されました。
6日には中央行動があり、首相官邸前で福田官房長官の非核3原則見直し発言に対しての抗議、厚生労働省、外務省への要請、アメリカ大使館前で臨界前核実験への抗議、民主、公明、共産、社民各党へ要請をおこないました。