東友会相談員研修会 介護保険の利用実態もとに
2002年2月16日、東友会の第4回相談員養成研修会が、葛飾区テクノプラザで開かれ、地区相談員など48人が参加しました。研修会では、東友会の村田未知子相談員が、被爆者援護法と介護保険制度、2002年4月から実施される「長崎被爆体験者」の制度などについて説明。質疑応答の後、葛飾、江戸川、足立、中野の地区相談員が、年末に原水協の見舞金と東都生協からの編み物を届けながらおこなった「生活実態訪問調査」について報告。
「原水協の見舞金が41年目と聞いて、当時、10円募金の箱を各地に届けたことを思い出した。いまも見舞金が被爆者を励まし続けている」
「中野区から立川市の特養ホームに入所した被爆者をさがして訪問したら、たいへんに喜ばれた。『気にかけている人がいる』ことが、大きな励ましになると痛感した」
などの報告がつづき、被爆者の高齢化がすすむなかで、あらためて、地域での訪問活動の重要性が再認識されました。