被爆者相談所および法人事務所
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東京都保健医療局と東友会の懇談会

東京都と東友会の協力・連携を確認 被爆者援護に力を注いでいきたい

 2025年11月14日、東京都保健医療局と東友会の懇談会が都庁第二本庁舎の会議室で開かれ、東友会からは25人が参加しました。この懇談会は年1回開かれ、今回で34回目になりました。
 懇談会は最初に服部記代子・担当課長代理が担当部長以下の職員を紹介。保健政策部の小竹桃子部長から被爆者の現状に思いをはせ、被爆者相談事業の重要性にも触れた挨拶がありました。
 その後、原爆犠牲者に黙祷したあと、家島昌志代表理事が東京都の担当者の日ごろからの親身な対応に感謝をこめて挨拶。進行を担当した中西俊雄執行理事が東友会の参加者全員を紹介しました。

広い部屋、会場正面にはスクリーンが立てられ、何か投映されている。前方に向けて並べられた長机に東友会の参加者が着席している。側面壁際に、東友会の参加者に向けて並べられた長机があり、東京都の参加者が着席している。うち一人は立ってマイクを使い話している。
左側で立って発言している人の並びが東京都保健医療局のみなさん。
その他の一群が東友と各地区の会からの参加者。

被爆証言

 2025年の被爆証言は、1歳8カ月のとき広島市己斐町で被爆した青梅市の木村一茂さん。生後2週間で被爆した弟が翌年5月に亡くなったこと、広島市が編纂した「原爆戦災誌」に収録された父の被爆体験と母が残した記録から、突然に弟を失った思いを静かに語りました。

スクリーンに、原爆ドームの写真と「私と原爆」などの文字が投影されている。横に置かれた演台で、木村一茂さんがマイクを使い話している。
被爆証言をおこなう木村一茂さん

東友会からの要望

 2025年の東友会の要望は次の5点です。これらについて、家島代表、興田茂執行理事、村田未知子事務局長、的早克真事務局次長が、それぞれ要望しました。

  • ノーベル平和賞の課題を東京都で生かすために被爆者の証言を都内で広げる活動。
  • 東友会の相談事業への業務にみあった委託事業費の支給。
  • 高齢被爆者の実態にみあう制度の活用。
  • 被爆者健診に原爆症認定基準に示された病気の検査項目の追加。
  • 「被爆者の子」の健康診断項目と実施期間を被爆者と同様に。医療費助成の更新期間の延長。  
自席で立ってマイクを使い話している、東友会の参加者。
発言する参加者

東京都の丁寧な対応

 東京都の二宮博文疾病対策事業課長から、要望のひとつひとつについて丁寧な回答がありました。
 その後、家島代表がお礼を述べた後、小竹部長が、貴重な被爆証言を聞けたことに謝辞を述べ、みなさんの願いは厚生労働省に要望すると挨拶。被爆者が高齢化・病弱化するなかでも、東京都と東友会が連携して被爆者援護に力を注いでいきたいと確認し合いました。