被爆者相談所および法人事務所
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日本被団協が全国代表者会議と中央行動 ノーベル平和賞から1年を経て

 日本被団協の全国代表者会議が2025年10月8、9の両日、TKPガーデンシティ御茶ノ水で開かれ、全国から70人(東友会からは4人)が参加しました。
 冒頭の挨拶に立った田中煕巳代表委員は、「核兵器廃絶までは死に物狂いで頑張ろう」と檄を飛ばしました。いくつかの報告・依頼などの後、議長団が選出されて議事に入りました。
 報告に立った濱住治郎事務局長は、現在の情勢と11日の「核兵器も戦争もない世界を求めて」の集会や共同署名提出行動、国会議員への被爆者援護関連の超党派議連の立ち上げ要請など一連の行動提起があり、それを受けての討議がありました。
 2日目は、各都府県の被爆80年事業の取り組みなどについての報告があり、大会アピール文が読み上げられて閉幕しました。
 事務局長提案に関連して、10月9日午後2時から参院議員会館で、「超党派議連」の立ち上げ要請行動がおこなわれました。参政党を除く各会派から党首級を含めた議員が出席。各会派代表から力強い連帯の挨拶がありました。

「全国都道府県代表者会議」と横書きされた看板が前方の天井から下げられた会場。参加者が、並べられた長机の席で立って黙とうしている。
黙祷から始まった代表者会議

中央行動

 10月10日は参院議員会館で「中央行動」。午前11時からは厚生労働省との交渉。新任の堀仁美被爆者援護対策室長ほか7人が対応しましたが、残念ながら何の前進もありませんでした。
 午後3時からは外務省軍縮不拡散・科学部長を招いて交渉。「核兵器禁止条約は出口である」とする従来の姿勢のままでした。