被爆80年事業ホットニュース 東京都・広島市・長崎市の後援決まる
東京都生協連と東友会の協働企画の原爆展と広島・長崎ツアーの企画が固まってきました。原爆展とツアーについては、東京都と広島・長崎両市の後援が決まりました。
8月の原爆展
「祝 ノーベル平和賞授賞 ヒロシマ・ナガサキ原爆パネル展」の名称で、2025年8月15日から24日の10日間、中野区の東京都生協連会館で開催予定。国連原爆展で使われた大型パネルを展示します。
開催期間中は被爆証言などの映像視聴上映、折り鶴コーナーと集めた折り鶴での「壁画」作成なども予定されています。東友会からは連日、会場に被爆者が参加して、説明員を務めることにしたいと話し合っています。
10月、11月のピースツアー
「被爆80年広島・長崎ピースツアー」も行程が決まりました。広島は2025年10月5日から7日の2泊3日。1日目は平和公園、資料館、追悼祈念館や袋町小学校を訪ねます。2日目は広島市長を表敬訪問した後、被爆直後から米国ABCC(原爆傷害調査委員会)の研究施設として放射線の後障害を調査し、その後日米共同の施設となった放射線影響研究所を、3日目は船で似島に渡り、資料館などを訪問する予定です。似島は戦前は軍の防疫施設として使われていましたが、たくさんの被爆者が送られて亡くなった場所。遺骨が各地に葬られていた場所です。
長崎は2025年11月9日から11日。2泊3日の旅で、1日目は資料館、平和公園を訪ね、2日目は長崎の放射線影響研究所と、長崎大学の原爆後障害研究所、城山小学校、浦上天主堂を、最終日は長崎市長の表敬訪問を予定しています。
2025年6月初めには募集をおこなうことにしていますので、ぜひ参加してください。

被爆80年募金が目標達成
2025年3月に「東友」で呼びかけた「被爆80年募金」が、目標の250万円を達成しました。5月15日現在で504人から協力があり、総額が約253万円になりました。東友会では、この募金を活用して原爆展やシンポジウム、ツアーに生かしたいと話し合っています。