被爆者相談所および法人事務所
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都議会予算要望ヒアリング(聴き取り) どの会派も熱心に耳を傾け

 東友会は、毎年恒例となっている東京都来年度予算に対してのヒアリングで、要望を都議会各会派に伝えました。
 内容は、被爆者の高齢化に伴い重要性が高まっている東友会の相談事業への財政的支援、東京都被爆者援護条例に基づく被爆者と被爆二世の健康診断の充実、核兵器廃絶を願う被爆の実相普及のための窓口一本化でした。

 2022年のヒアリングは8月26日から9月9日にかけておこなわれ、東友会から家島昌志代表理事をはじめ、中西俊雄、濱住治郞、湊武、村田未知子の各執行理事と、大岩孝平監事、綿平敬三協議会常任理事が参加しました。(以下、ヒアリング実施日の順)

日本共産党都議団

 トップは8月26日の共産党都議団。共産党からは、被爆二世の和泉なおみ幹事長など4人が参加しました。
 ヒアリングでは23年間凍結していた東京都平和祈念館建設の動きなどが記載されたチラシが配布され、45分間の要請のなかで、核兵器禁止条約の締約国会議、NPT再検討会議、ウクライナ情勢なども話題になりました。
 最後に和泉都議から「東友会の要望には全面的に支援する」との力強い回答がありました。

長円形に並べられた机に間隔を置いて座る議員らと東友会の参加者たち。
日本共産党都議団と

都民ファースト都議団

 9月1日は都民ファーストの会都議団。本橋ひろたか都議会副議長とたきぐち幹事長など12人の都議が参加。さらにオンラインで他の都議と結んで東友会の要望に耳を傾けました。
 30分の時間のなかで、議員側からは山田ひろし都議が東京都平和祈念館建設の要望のなかで「空襲被害者の証言のデジタル保存の検討があるので、ここに被爆者の証言を加えることができないか働きかけたい」との話がありました。

並べられた机に間隔を置いて座り、向かい合う議員らと東友会の参加者たち。
都民ファースト都議団と

都議会公明党

 9日は午前中に、都議会公明党のヒアリング。25分間という時間でしたが、東村邦浩幹事長など5人の都議が参加し、なごやかな要請になりました。
 東村幹事長からは、「今年は、被爆二世の胃がん検診に胃内視鏡を導入できるように検討したい」という力強い回答がありました。

机をはさんでソファに座り、向かい合う議員らと東友会の参加者たち。
都議会公明党と

都議会立憲民主党

 同日午後は都議会立憲民主党のヒアリング。東友会事務局が時間を間違えたにもかかわらず、急遽20分の時間を確保し、西沢けいた幹事長など4人の都議が対応しました。
 西沢幹事長は、都の平和担当の窓口一本化について「冠だけにならない、実を取る窓口をつくらなければならない」と述べ、被爆二世の胃内視鏡検査導入についても重要性を理解できたと発言しました。

並べられた机に間隔を置いて座り、向かい合う議員らと東友会の参加者たち。
都議会立憲民主党と

都議会自民党

 都議会自民党は、近年、予算要望については文書での要請のみを受けると通知されています。2022年は家島代表理事が都議会自民党政調会を訪ね、要望書を手渡しました。

予算要望ヒアリングとは

 東京都の次年度予算編成にあたり、都民の要望、現場の実態などに耳を傾け、都民の声を反映した公平な予算にする目的で、都議会の各会派が開いているものです。
 東友会は、東京都の被爆者団体として被爆者の実情や要望を伝えることに加え、相談事業に東京都から委託費を受けていることもあり、毎年この時期に都議会各会派のヒアリングが実施されています。そのおり、被爆者・二世の要望を率直に申し述べ、各会派の都議のみなさんと忌憚のない意見交換をしています。