被爆者相談所および法人事務所
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「原爆被害者の墓」への納骨あらたに2人

母も喜んでいると思います

 2021年2月23日、「原爆被害者の墓」に2人の被爆者の遺骨が合葬されました。今回納骨された一人は、休会となった渋谷明友会の会長だった後藤泰子さんです。後藤さんは被爆のためもあり家族をつくらず、独り暮らしを続けてきました。死後のことは東友会に頼むと、家の入口や部屋に東友会の電話番号を書いた張り紙をしていました。もう一人は、世田谷区の大久保みどりさん。大久保さんは、ご家族が「東友」の記事を読んで、相談してきた方でした。これで合葬されている人は、刻銘のみを希望された方や東友会の慰霊碑に納められていた分骨などを含めて、50体になりました。
 「原爆被害者の墓」は被爆60年を期して東友会の有志が私費で高尾の東京霊園に建立しました。維持は東友会に事務局を置く「原爆被害者の墓保存会」が担当しています。
 23日は、僧侶でもある東條明子さん(被爆者・法人会員)の読経のなかで、家族と知人、保存会事務局の村田未知子東友会執行理事8人が見守り納骨されました。
 納骨後に、刻銘された母の名を何度も嬉しそうに確認していた大久保さんの家族から「私などの力では、とてもできないことをおこなってくださり、感謝申し上げます。母も喜んでいることと思います」とのファクシミリが、翌日、東友会に届きました。

「原爆被害者の墓」前にしつらえられた台に置かれた2つの骨壺の前で手を合わせる参加者。読経する東條明子さんが近くに降り、手を合わせた人の後方に他の参加者たち写っている。
納骨式にのぞむ参加者