被爆者相談所および法人事務所
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「被爆証言を広げるための学習会」開く
高齢化に負けず被爆の実相を伝えるために

 2020年7月18日、「被爆証言を広げるための学習会」が平和と労働センター2階ホールで開かれ、34人が参加しました。
 この学習会は当初、「被爆者自身が被爆の実相をどう伝えればよいのか。これまで被爆証言をしたことのない人はどのように語ればよいのか。どんな工夫をすればいいのか」を考える目的で3月に開催が予定されていたもの。関心が寄せられていながら長らくお預け状態で、今回ようやくソーシャルディスタンスを保つなど新型コロナ感染拡大予防に配慮しながら、学習する機会を持てました。
 今回は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館が作成した栗崎郁子さん(広島0.7キロ直爆、当時18歳)と伊藤雅浩さん(当日長崎市に3時間後入市、当時10歳)のDVDを上映。近距離被爆者と当日に入市した被爆者の証言の特徴を学ぶことが目的でした。2時間以上の証言を専門家が20分に整理したこともあり、当時の生活と家族の状況、被害の実態と平和への強い願いが整理されていました。
 その後、参加者同士で話し合い、「(映像の)語りかけるような話し方が参考になった」、「被爆当時の記憶はないため親や家族から聞いた話を整理している」などの感想や意見が出され、参加した学生からは「被爆者としての自覚を持ったのはいつ頃か、証言を始めたきっかけは何か」といったするどい質問があり、議論が深まりました。

会場前方、天井から下げられたスクリーンに話をしている人の映像が投影されている。参加者は、並べられた机に互いの距離を保って着席している。
証言映像を見て学習