被爆者の願いを受け止めて 千葉県・東葛病院の研修会で証言
千葉県流山市の東葛病院は毎年、東友会の村田未知子相談員を招いて新入職員の医師を中心にした研修会を開いています。2020年も5月27日に研修会が開かれ、若手医師など20人が参加しました。
村田相談員は、スライドを使って38年間の相談事例から被爆時の有様から現在までつづく被爆者の生き様と核兵器廃絶を願う被爆者の運動を50分間にわたって紹介。「高齢となった被爆者に代わって、身体の被害も知ることができる医療者のみなさんが、被爆者の願いと思いを訴えてほしい」とよびかけました。参加者からは、「感動した」「医療者としてたいへん参考になった」などの感想が寄せられました。