ロータリークラブの例会で被爆証言 幅広い団体へ実相普及
東友会は、都内の諸団体に東友会の活動を理解してもらう取り組みの一環として、2019年8月、都内のロータリークラブ150カ所に「被爆の実相と被爆者の願いを聞いてください」という案内を出し、早速5カ所のクラブから連絡がありました。
その最初として9月10日、東京足立ロータリークラブの例会に参加した22人を前に、湊武執行理事が被爆の実相を語りました。原爆被害の実情を写真などを使って示すとともに、戦後の差別や不安など、被爆者の生き様と思いを語りました。
その後、濱住治郎執行理事が、東友会の組織と活動の紹介をして支援を訴え、ヒバクシャ国際署名への協力を呼びかけました。
同クラブの橋本雅克会長は、「私たち戦後世代は、戦争について教わっていない。被爆の実相を聞き、核について学ぶ貴重な機会となった」と、被爆者の話を聞けたことの感銘を語っていました。(濱住治郎)