被爆者、若者らがピースウェーブ ヒバクシャ国際署名のさらなる前進を
2019年7月6日、ヒバクシャ国際署名全国連絡会が、「ピースウェーブ2019東京」を開き、25人が参加しました。主婦会館プラザエフの会場に入るとびっくり。これまで集められたヒバクシャ国際署名110万人分が入った110個の段ボール箱(1箱1万人)が積まれていました。
集会では、「ヒバクシャ国際署名」キャンペーンリーダーの林田光弘さんが、中央と地域の活動、署名数、自治体首長の賛同の状況、国連本部への働きかけなどを紹介。
核兵器禁止条約が国連で採択されてから2年が過ぎた現在までの「ヒバクシャ国際署名のあゆみと2020年に向けての意見交換」をテーマに、グループに分かれて討議が活発におこなわれました。
この集会の連絡がギリギリになったことから、東友会からの参加は、家島昌志代表理事をはじめ3人。グループ討議では、署名活動の取り組みや進め方を話し合い、積み上げられた段ボール箱の前で写真撮影をおこなって、2020年に向けて核兵器廃絶を求めるヒバクシャ国際署名をさらに広げることを確認し合いました。
7月11日の東京都原爆被害者協議会理事会ではこのもようを家島会長が報告。署名がぎっしり詰まった110個の段ボール箱を日本原水協の前川史郎さんが一人で運んだことが紹介され、参加者一堂から感動の声があがりました。