都議会各会派の予算要望ヒアリング(聴き取り)続く
共産党と立憲民主・民主クラブ 要請に「全面的協力」の回答
「東友会の相談事業の維持を」「被爆者と被爆二世健診の充実を」「都としての核兵器の被害の継承事業を」など、東友会は、東京都福祉保健局と都議会に対しての予算要望の説明と要請を続けています。
都議会への要請は、2018年8月2日に公明党に要請し、9月7日に共産党と立憲民主・民主クラブによるヒアリング、9月19日に自民党へ文書の提出、9月末までに都民ファーストによるヒアリングと続いています。
9月7日の2会派のヒアリングは、大岩孝平代表理事、家島昌志、濱住治郎、村田未知子、山田玲子業務執行理事、綿平敬三理事、中川夏代協議会常任理事、広中弘道協議会会計監事の8人が参加。それぞれの会派とも、東友会の要望に全面的に協力したいとの回答を得ました。
共産党 二世施策の充実や実相普及など幅広く
共産党のヒアリングは、和泉なおみ(葛飾区選出)、白石たみお(品川区選出)、とくとめ道信(板橋区選出)、とや英津子(練馬区選出)、原田あきら(杉並区選出)、藤田りょうこ(大田区選出)の6人の都議が参加。
被爆二世でもある和泉都議からは、「自身の問題として被爆二世施策を要請していく」との発言があり、がん検診と超音波検査の必要性、東京五輪と関連した核兵器・核実験の資料展示の重要性などについても話しが弾みました。
立憲民主・民主クラブ 新しいがん検査への助成なども議論
立憲民主・民主クラブは、中村ひろし(三鷹市選出)、西沢けいた(中野区選出)、藤井とものり(練馬区選出)、宮瀬英治(板橋区選出)、山口拓(世田谷区選出)の会派の全議員5人がそろって、東友会の要請を受けました。
がん検診について、採血だけでがんが発見できる検査を国立がんセンターが2020年から実施できる方向でいること、この検診に東京都が助成するよう会派として要請することも話され、参加者はおおいに励まされました。