【訃報】 蒔添安雄さん、池田智さん
協議会前会計監事 蒔添安雄さん
2018年8月27日、急性虚血性心疾患のため死去。享年77歳。長崎被爆。
1997年から20年間協議会理事、事業部長、実相普及副委員長、会計監事の重責を果たし、大田・大友会でも副会長、事務局長を務めました。
2010年のNPT再検討会議に際しては、ニューヨークの国連に代表として派遣され活躍。事業部時代は、毎年、広島・長崎の原水禁世界大会で東友会の売店を担当。毎年100万円から80万円を売り上げ、財政に貢献しました。
東友会の会議、行動には欠かさず参加。パーキンソン病のため、2018年度から東友会役員を辞任しました。温厚で責任感の強い人柄と、真摯に活動する姿に、信頼が寄せられていました。
東京原告団元副団長 池田智さん
長期入院中でしたが2018年9月5日肺炎のため死去。享年88歳。長崎被爆。
爆心地から600メートルの自宅にいた家族4人は全員が死去。自らの手で家族や親類の遺体を火葬した14歳の被爆時の記憶と家族への思いから、原爆の被害の実態を明らかにさせたいと2006年に集団訴訟に参加し、東京原告団副団長を務めました。
2007年から協議会理事。2015年から、北区の被爆者の会の休会と健康状態の悪化のため協議会理事を辞任しました。
寡黙でしたが責任感が強く、真摯に活動に取り組む姿は、原告や被爆者を励ましていました。