ピースアクション&ピースパレード 被爆証言や運動の報告など
被爆者、市民が手をつなぎ核兵器のない平和な世界をつくるのは草の根から
2017年5月22日午前10時から、青山の東京ウイメンズプラザホールで、「2017ピースアクション&ピースパレード」が開かれ、175人が参加しました。これは、東友会、東京都地婦連、東京都生協連が共催して毎年開催しているものです。
屋内での集会
国分寺のボーカルグループ「ふたば」によるオープニングコンサートで開会。東都生協組合員常任理事の原田久子さんが開会挨拶を述べました。プログラム「語り継ぐ」では、広島の被爆者である東友会執行理事の山田玲子さんが、東都生協の3人の組合員のインタビューに答える形で、映像を交えた被爆者の体験と願いを熱く語り感動を呼びました。松井一實広島市長、田上富久長崎市長のメッセージを、それぞれの東京事務所長が代読して紹介しました。
各団体が1年間の活動報告。東友会は家島昌志執行理事が、被爆者の運動を報告し、ヒバクシャ国際署名の活動や6・17おりづるパレードへの協力を呼びかけました。最後に、核兵器廃絶を訴えるアピール文を、東友会の村田未知子執行理事が読み上げ、満場の拍手で採択されました。
渋谷の街をパレード
午後からはピースパレードがおこなわれました。好天にも恵まれ、被爆者を先頭に約170人の参加者が沿道の人びとに「平和の種をまきましょう!」と呼びかけて、野菜の種を配りながら表参道を経由して渋谷駅近くの神宮通り公園までパレードしました。東友会からの参加者は23人でした。