「東京原爆展」に向けて準備すすむ 3つの展示企画を検討
2014年7月13日から東京都庁展望室での開催を予定している「つたえようヒロシマ・ナガサキ東京原爆展」の準備が着々とすすんでいます。被爆者と被爆二世が企画委員会をつくり、3つのコーナーのテーマを決め、展示内容の検討に入りました。
第1コーナーのテーマは「原爆が人間に何をしたか」。原爆の熱線・爆風・放射線の身体的被害だけでなく、原爆が与えた「精神的被害」、被爆者というだけで差別された「社会的被害」についても理解してもらえる展示をと広島から資料を取り寄せて準備をすすめています。「原爆に抗して」をテーマにした第2コーナーは、被爆者同士のつながりを深め、会を組織し、原爆被害への国家補償を求め核廃絶に立ち上がった被爆者の姿を、第3コーナー「核なき世界をめざして」は、21世紀の被爆者と東友会の運動を年表と写真で紹介する企画がすすんでいます。