被爆者相談所および法人事務所
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被災60年3・1ビキニデー 核廃絶へ草の根から立ち上がろう

一般社団法人東友会理事・堀場和子

 被災60周年を迎えた2014年3・1ビキニデー集会に、東友会代表として参加しました。2月28日、「2015年へ核兵器全面禁止の巨大なうねりを」をテーマに日本原水協全国集会・全体集会が開会。安井正和事務局長の基調報告につづき、海外からの報告があり、私たちをとりまく情勢とそれを切り開く大きな方向を確認し合う場となりました。
 その後、参加者は分科会に分かれて討論・交流。私は「被爆の実相普及、被爆者援護・連帯、運動の継承」の分科会に参加しました。全国から集まった61人が活動を報告し、高齢化する被爆者との連帯の仕方や運動の継承が話し合われました。私は、ノーモア・ヒバクシャ訴訟の状況を報告し、署名への協力をお願いしました。分科会が終わるころには多くの署名をいただきました。
 3月1日午前、焼津駅前から赤いバラを手に墓参平和行進。ビキニ事件の死の灰を浴びて亡くなった久保山愛吉さんの墓前に献花しました。
 午後は焼津市文化センターで「被災60年3・1ビキニデー集会」(同実行委員会主催)が開かれ全国から2400人が参加。安斎育郎さん(世界大会実行委員会議長団)が主催者報告をおこない、第五福竜丸の元乗組員お2人が証言をしました。最後に、全国の草の根から核兵器廃絶に向けて行動しようと呼びかけるアピールを採択し、閉会しました。
 初めての参加でしたが、全国のみなさんからたくさんの力をいただき、核兵器廃絶のためにますますがんばっていきたいと思いました。

「非核と憲法9条輝く日本をつくろう!東京から核兵器禁止の声を国連へ」と書かれた横断幕を7人が横に並んで掲げ、後ろにつながる行進参加者は団体の旗などを掲げている。笑顔の墓参行進参加者たち。
焼津市内を行く墓参平和行進。先頭で横断幕を持つ右から3人目が、東友会のたすきをかけた堀場さん。