被爆者相談所および法人事務所
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【連載】こんにちは地区の会です

 各区市の被爆者地区の会の自己紹介です。それぞれ特徴ある会が登場します。

武蔵野けやき会

 1960年「武蔵野友の会」として発足して25年間活動してきましたが、諸事情から休会状態に。20年の眠りから目覚め、「武蔵野けやき会」と通称を改めて新たな歩みを始めてからやっと10年経ったところです。
 現在会員68人(役員6人)。2012年は武蔵野市非核都市宣言30周年の行事があり、「武蔵野の空襲と戦争を記録する会」とともに、写真パネル展と被爆・空襲体験の証言をしました。
 私たちには役割がまだたくさんあります。いま「武蔵野けやき会」が大切にしていることは会員との連携。役員6人で担当を決め会報配布や電話連絡をしていますが、会員も役員も高齢化のため全員の安否確認が困難になっています。これは今後の課題です。
 課題を抱えながら自慢をひとつ。「武蔵野けやき会」には、キラッと光るものがあります。それは音楽です。2010年秋の武蔵野市平和事業では被爆者と二世のコンビが指揮とピアノ伴奏で貢献しました。広島から運ばれた「被爆ピアノ」を連弾し、蘇った音色を披露しました。(今井和子)

グランドビアノの左右に立つ人が、聴衆に向かっておじぎをしている場面。
被爆ピアノの演奏会