原爆症認定ケースbyケース

　2008年7月16日から8月15日までに東友会を通じて原爆症認定を申請した8人が認定されましたので紹介します。残された40人の集団訴訟原告のなかの新しい認定はありませんでした。
　東友会が対応した申請者で、審査が滞留している人は3年前の2005年9月から半年前の2008年1月末までに申請した人だけで47人にのぼります。この中には、2007年7月以降1件も出されていない「却下」の判断がされている事例が多いものと思われます。

認定

申請病名	性別	被爆時年齢	被爆状況	申請年月ほか
前立腺ガン	男性	8歳	長崎2.5キロ直爆	2007年10月申請。
腎盂・膀胱ガン	男性	2歳	広島8月9日入市	2008年2月申請。
大腸ガン	女性	27歳	広島2.1キロ直爆	2006年5月申請。
肺ガン	男性	10歳	広島8月9日入市	2006年6月申請。
大腸ガン	女性	14歳	広島1.5キロ直爆	2006年7月申請。
食道ガン	男性	胎内被爆	長崎3.6キロ直爆	2007年6月申請。
大腸ガン	男性	14歳	長崎2.8キロ直爆	2007年10月申請。
胃ガン	女性	11歳	長崎2.1キロ直爆	2007年11月申請。