新たな原爆症認定基準どうなっている？ 相談会開催あいつぐ

　2008年4月に変わった原爆症認定基準について、被爆者の「地区の会」での相談会が続いています。4月29日には板橋みのり会の相談会に46人が参加。5月には、4日、西東京友の会に28人、17日、品川友の会に21人、18日、町田・町友会に28人が参加して、各地で相談会が開かれています。
　それぞれの相談会には、東友会の村田未知子相談員と的早克眞相談員が手分けをして参加。スライドを使っての原爆症集団訴訟運動の経過や変更になった認定基準の説明、被爆者の諸制度について話しました。
　参加者からは、自分の病名や被爆状況が認定基準に当てはまるのかなど質問が相次ぎました。その後、相談所に原爆症の認定申請をしたいという相談が寄せられています。
　今後も、港、葛飾、東村山、杉並、足立、西多摩南、武蔵野、日野、北、大田の各地区で相談会が予定されています。東友会では、新たな原爆症認定基準について知りたいという被爆者の要望に応えられるよう準備しています。まだ計画していない地区やブロックでも、ぜひ相談会の開催をご検討ください。