被爆者相談所および法人事務所
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東友会結成50周年 被爆者の願いを次代にしっかり手渡せる年に

「核兵器も戦争もない平和な世界を」
結成の初心を思い起こし記念事業も

 「原水爆のないほんとうの平和にする、という祈りにも似た悲願を守り抜くために」、「純粋に、素朴に、協力したい」という決意を込め結成された東友会は、2008年11月、結成50周年の記念日を迎えます。
 よくもここまで続けてきたという感懐とともに、東京の被爆者の平均年齢が73歳を超えたという現実を直視すれば、60周年を祝うことは不可能かと思われます。
 それだけに東友会は、50周年事業を特別に印象深く企画、運営したいと考えています。
 記念式典は11月8日(土曜日)と決まりました。会場は、虎ノ門の霞ヶ関ビル33階にある東海大学校友会館。祝賀会も、同じ校友会館の別室でおこないます。
 これまで東友会を支え、ともに運動してきた諸団体、個人と、さらにこれから被爆者の思いを受け継ぐ若者たちと、じっくり話し合い、交流したいという企画をすすめています。
 この記念集会に、出版物をお渡ししたいと考えています。
 題は、『座談会でつづる東友会の50年』(仮題)。草創のときから、困難を乗り越えて会を守り、発展させてきた歴史が、3期に時代区分して、被爆者だけでなく、東友会とともにたたかってきた関係者によって縦横に語られる予定です。
 東友会の歴史は、被爆者運動、平和運動の範囲にとどまらず、日本と東京の民衆運動の困難、涙、喜び、確信を包括するものとして、きっと多くの教訓を引き出すものと期待されています。
 企画の進行に応じて、ニュースをお伝えします。読者の皆様がお気づきのことは、東友会事務局に提言ください。みんなの知恵と力で、充実した50周年企画にしていきましょう。