被爆者相談所および法人事務所
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お花見平和のつどい 好天の夢の島で楽しく交流

展示館では岡本太郎展のオープニング 原爆症認定集団訴訟の講演も

 東京の市民8団体が協力して催している「お花見平和のつどい」が、第4回目の2004年も、4月3日、夢の島の第五福竜丸展示館前広場でおこなわれ、200人が参加しました。
 2004年はビキニ被災から50周年で、第五福竜丸展示館は特別企画を展示していますが、この日は岡本太郎画伯の遺作「明日の神話」の原画展のオープニングと重なりました。
 風もない穏やかな快晴に恵まれ、東京地婦連が植樹した八重紅大島桜も満開。オープニングの団体あいさつは、「第五福竜丸と私たち」がテーマ。東友会からは飯田マリ子副会長があいさつしました。
 「トーク&トーク」のコーナーでは、「原爆症集団訴訟と被爆者の願い」と題して高見澤昭治弁護士が、あずま裁判での完全勝訴判決を中心に講演、山本英典東友会事務局長が被爆者の願いを報告しました。
 「マイピースオピニオン」のテーマも「第五福竜丸と私」。30年前、夢の島のゴミ捨て場に捨てられていた第五福竜丸を発見して、保存運動をよびかけた人たちの思い出が語られ、大きな拍手を呼びました。
 青年たちの音楽演奏、おりづるコーナーでの折り紙指導、大きなおしゃもじに「わたしもひとこと」を貼り付けるコーナー、東京都生協連の売店、東友会グッズの売店もあり、各団体が知恵を絞って春の一日を楽しみ、2005年への平和の誓いを確かめあいました。

桜の木の周囲にシートが敷かれ、参加者が座っている。参加者に向かって演奏している人たちがいる。
生協組合員のコンサートも
第五福竜丸展示管内、船体のわきに並べられた椅子に座り講演を聞く参加者たち。
福竜丸横で集団訴訟の講演