ピースアクション 培ってきた協働の成果確かめ合う 被爆者と市民が手を取り合って
2026年4月12日、「2026ピースアクション in TOKYO & ピースパレード」が、今回も東友会、東京都生協連、東京地婦連の共催で開かれ、東友会からの25人をはじめ125人が参加しました。
会場は東京ウイメンズプラザ。開会の挨拶ののちに広島・長崎市長のビデオメッセージが投影されました。つづいて、4月末からニューヨークの国連本部で開かれる第11回NPT(核不拡散条約)再検討会議に要請団として参加する被爆者、濱住治郎さん(日本被団協事務局長・東友会副会長)、柚木聚さん(豊島・豊友会会長)、杉野信子さん(世田谷区)と生協の人びとが紹介され、決意を述べました。
感動の被爆証言
2026年の被爆証言は東友会執行理事の木村一茂さん。1歳8カ月のとき広島で被爆したため、自身の記憶はありません。広島市が監修した『広島戦災史』にある父の刻銘な被爆証言、幼児だった一茂さんを車に乗せて市内の被害を見せた父の思い、母の手記を元に、スライドを使いながら証言しました。生後8日で被爆し翌年になくなった弟への思い、核兵器廃絶への思いから広島行きを願った孫への継承について語り、感動を呼びました。
被爆80年を振り返り
参加団体のリレートークはなんと10団体。都内の各地域生協、医療生協、大学生協、生協連、東京地婦連が報告しました。その締めくくりには、東友会と東京の生協が協働した東京被爆80年プロジェクトにより開催された「ヒロシマ・ナガサキ原爆パネル展」、「広島・長崎ピースツアー」について、東友会の村田未知子事務局長と東京都生協連の原田苗子事務局長が報告しました。
「被爆の実相を継承したい」との思いで東友会が東京都生協連に原爆展とツアーの協働を依頼した経緯や、大成功だった原爆展ではとりわけ会場入り口での被爆者との対話コーナーが好評だったこと、ツアーでは生協の幹部職員が被爆者と2泊の旅をすることで被害への理解が深まったことや個人では行きにくい両市の放射線影響研究所、広島の被害者が大量に運ばれた似島、長崎大学原爆後障害医療研究所などを訪問できたことなどが報告されました。
ピースアクションの最後に、非核三原則の堅持、戦争終結、戦争被害の実相の継承などを願う「集会アピール」を東京地婦連の高須光代さんが読み上げ、参加者が大きな拍手で確認しました。
元気にパレード
集会の後は、ケヤキ並木が続く、洗練され高級ブランドの旗艦店が並ぶ表参道を、「核兵器廃絶を」「戦争をやめさせよう」と、東友会、東京都生協連、東京地婦連の参加者が沿道の人びとに呼びかけながらパレードしました。