被爆者相談所および法人事務所
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2024年夏 各地で原爆展 (続報)

 被爆79年となった2024年の夏も、都内各地で原爆展が開かれました。前号に続き、区の会から寄せられた報告を紹介します。

18回目の平和展 稲城・稲友会

 稲城平和を語り継ぐ三世代の会と稲友会が共催した第18回「核のない世界へ こどもたちに青い空を!」が、8月9日から17日まで稲城市城山体験学習館で開かれました。
 恒例の「サダコと折り鶴」、「原爆と人間展」のパネルをはじめ、「ヒロシマ・ナガサキ黒い雨汚染図」や核実験・原発事故による被ばくを取り上げた資料、「核兵器禁止条約への署名・批准状況」、今年は新たに「被爆樹木」(写真と模型のミニチュアツリー)と「能登半島地震 志賀原発周辺に観た海岸隆起」を加えました。
 来場者からは、「被爆樹木のことを初めて知った」などの感想が寄せられました。(宇留賀佳代子)

模造紙に地図と写真が貼られた展示物。一番上に「爆心地から半径2キロメートル以内の被爆樹木マップ」と大きく横書きされている。爆心地とそこからの距離が分かるように描かれた広島市の地図と、最近とられたと思われる樹木の写真が貼られている。新聞記事の切り抜きも一つある。「被爆樹木について」という説明文も書かれている。
好評だった被爆樹木(稲城)