被爆者相談所および法人事務所
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7月の6・9行動 猛暑のなか訴え 「核兵器はいけない」カップルで署名も

 「被爆者援護・連帯 6・9行動」が2024年7月9日、有楽町駅前でおこなわれました。日本原水協が主催して毎月おこなわれる取り組みで、今回は東友会の5人を含めた15人が参加。厳しい暑さのため短時間の行動でした。
 東友会の家島昌志代表理事は、「79年前の8月6日もたいへん暑い日でした」と話しはじめ、「核攻撃とは軍隊を狙ったものではなく無差別攻撃。原爆はそのときの火傷、爆風、衝撃波による被害だけではなく、放射線は後のちまで影響を及ぼす」と核兵器固有の特質を説明しました。
 初めてマイクを握った東友会の木村一茂協議会常任理事は、「原爆が落とされたとき私は小さかったので記憶がない。のちに両親から被爆当時の話をたくさん聞いた。弟は生まれて8日目ぐらいだったが翌年5月に亡くなった。私たちの願いは、核兵器を世界からなくすこと。日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める署名活動にぜひご協力を」と呼びかけました。
 メキシコから来たという若いカップルは、「核兵器の使用など暴力での解決は絶対いけない」と話しながら二人そろって署名。中国からきた若い女性も「核兵器はいけない」といって署名し、被爆者の訴えに6人の方が署名に応えてくれました。

「核兵器禁止条約 日本こそ参加を」と大きく書かれた横断幕を、2人が端を持って広げて立っている。そのわきで、たすきをかけ署名板を持った被爆者が、マイクを持って通行人に呼びかけている。東友会の名が書かれたのぼりや署名を呼び掛けるのぼりを持っている人もいる。
被爆体験を訴えて