被爆者相談所および法人事務所
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2023年度1回目の「東友会出張相談会」ひらく

町田市で被爆者・二世など27人が参加

 「東友会出張相談会」が、町田・町友会の協力のもと、町田市市民ホールで開かれました。東友会が連絡できる町田市在住の被爆者と被爆二世全員に案内を送って、町友会総会後に開いたもので、26人が参加しました。
 東友会相談事業委員会副委員長でもある興田茂町友会会長の挨拶につづいて、村田未知子相談員が被爆者と被爆二世の施策を説明しました。
 相談会に先立った休憩時間に、NHK広島放送局が25分間のコネクトという番組で紹介した村田相談員の40年の活動が流されました。
 参加者の自己紹介では全員が発言。「8歳のとき広島市宇品で被爆。原因不明の病気が次々に出て苦しんできた」「母は長崎市桜町で被爆しABCCに調べられていたらしい」「乳がんと肺がんで被爆二世の医療費助成を受けて助かっている」「広島の造り酒屋を営んでいたせいか、原爆のことはタブーだったので被爆者の自覚はない」「5歳のとき広島の翠町で被爆。夫の父が直爆死した。元気でいるが自分も胸元に火傷を受けた。思いを伝えなければと証言活動を始めている」など、原爆被害に対する思いや戦後の苦しみ、核兵器廃絶を願う決意が語られました。
 村田相談員は、医療特別手当、介護手当、被爆二世の医療費助成などについてわかりやすく説明。相談会終了後は、個別の相談にも対応しました。

「第39回 町友会定期総会」「東友会 地区出張相談会」と大きく横書きされた紙の貼られた壁の前に、10数名が並んだ集合写真。
相談会のあとみんなで