原爆症認定 ケースbyケース
「東友」9月号で紹介した後、東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者のうち4人が認定され、1人が却下されましたので紹介します。申請病名と認定病名が違う場合は認定病名を、厚生労働省から照会があった場合はその内容を追記します。(2022年9月17日から10月15日)
認定
申請病名 | 性別 | 被爆時年齢 | 被爆状況 | 申請年月ほか |
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胃がん・肺がん | 男性 | 1歳 | 長崎8月10日入市 | 2022年3月申請、照会2回:(1)腫瘍細胞検査の結果・輸血記録・緩和療法のみとした際のカルテの写し・直近の病状、(2)前回の緩和療法とした際のカルテの写しが確認できず・転院先への診療情報提供書の写し。 |
下咽頭後部がん | 男性 | 0歳 | 広島1.7キロ直爆 | 2022年5月申請、照会なし。 |
両眼白内障(認定病名・両白内障) | 女性 | 3歳 | 広島1.5キロ直爆 | 2022年5月申請、照会1回:手術後また前の光干渉断層計所見、手術予定日や手術実施日が明確に分かる資料。 |
膀胱がん | 男性 | 5歳 | 広島2.6キロ直爆 | 2022年5月申請、照会1回:2022年4月と2016年8月の内視鏡的手術記録。 |
却下
申請病名 | 性別 | 被爆時年齢 | 被爆状況 | 申請年月ほか |
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骨髄異形成症候群 却下理由:資料不足 | 女性 | 18歳 | 長崎2.9キロ直爆 | 2022年6月申請、照会2回:(1)現病歴がわかる資料、診断根拠がわかる資料(骨髄穿刺の結果など)、治療方針決定時のカルテの記録、輸血実施記録、ステロイド投与の薬剤名、処方日、用法・用量が確認できる資料、(2)プリモボランの処方内容。 |