原爆症認定 ケースbyケース
「東友」4月号で紹介した後、東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者のうち4人が認定されましたので紹介します。申請病名と認定病名が違う場合は認定病名を、厚生労働省から照会があった場合はその内容を追記します。(2022年4月11日から5月13日)
認定
申請病名 | 性別 | 被爆時年齢 | 被爆状況 | 申請年月ほか |
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白内障 | 男性 | 当時12歳 | 長崎1.5キロ直爆 | 2021年9月申請、照会3回:(1)医師宛。診断した眼科医院に直近のカルテ、スケッチでなく画像など、手術前の治療内容、手術の所見か手術日が明確にわかるカルテの写しなど。(2)医師宛。手術前の治療内容。(3)手術した病院宛。(1)と同内容(カルテの写しなど171枚提出) |
食道腺がん 認定病名:食道胃接合部がん | 女性 | 当時6歳 | 長崎3.0キロ直爆 | 2021年12月申請、照会1回:医師宛。手術記録の写し。 |
前立腺がん | 男性 | 当時零歳 | 広島2.0キロ直爆 | 2021年12月申請、照会1回:医師宛。ホルモン療法の内容、その後のPSA値(カルテ開示の申請が必要といわれ、書類72枚とCD5枚提出) |
前立腺がん | 男性 | 当時1歳 | 広島2.5キロ直爆 | 2022年2月申請 |