被爆者相談所および法人事務所
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北朝鮮の核実験に抗議し、核兵器の廃棄を求めます

 北朝鮮は、2017年9月3日に6回目の核実験を強行し、8月末から発射実験を続けている弾道ミサイルに登載できる水爆の実験だったことをアピールしています。
 一般社団法人東友会の母体である東京都原爆被害者協議会は、9月14日に開かれた第2回理事会でこの問題について意見交換をおこないました。
 「核戦争の体験者として、核実験に断固として反対する。北朝鮮の指導者をはじめ世界に核兵器被害の実相を知らせることが不可欠」「巨額を投じて核実験やミサイル発射実験をするより、自国民の生活向上が先では」「米、露、中など国連の常任理事国は自分が核兵器を持っていて、北朝鮮に持つなと言う不公平が問題」「『核の傘』で守られている日本政府も核保有国と同じ。被爆国として非核の立場に立つべきだ」などの意見が出されました。
 武力ではなく話し合いでの解決を目指し、「ヒバクシャ国際署名」で非核の世論を広げ、日本政府には核兵器禁止条約の調印を、核保有国と世界には一日も早い核兵器廃絶を求めていくことを、みんなで確認しました。