被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定ケースbyケース

 集団訴訟東京地裁の第1次原告のうちの6人と東友会を通じて原爆症認定申請を出した被爆者3人が原爆症と認定されましたのでお知らせします。

集団訴訟原告 提訴後認定

申請病名性別被爆時年齢被爆状況など申請年月ほか
左腎臓ガン男性26歳広島市白島中町、1.8キロ直爆。遮蔽有・屋内窓際。 左後頭部裂傷、背部外傷。9月3日まで野宿しながら救援作業に従事。11月まで市内に在住。耳鳴り、下痢、発熱、傷の化膿が翌年まで続く。 戦後も耳鳴り、めまい、原因不明の高熱、白血球減少、低血圧、強度の貧血に苦しむ。1999年6月申請、2008年4月認定。
左腎臓ガンの肺転移男性5歳 広島市白島九軒町、2キロ直爆。遮蔽有・屋外。 急性症状不明。1946年8月、虫垂炎の化膿が腹膜にまで広がる。化膿しやすい体質に変わる。2002年2月申請、2008年4月認定。
卵巣ガン女性12歳広島市南観音町、2.4キロ直爆。遮蔽有・屋内。後頭部に外傷。黒い雨多量に受ける。8日から15日、市内に野宿しながら家族を捜索。一家全滅し一人だけ生存。幼少で孤児になったため急性症状不明。2002年4月申請、2005年8月死去、2008年4月認定。
悪性黒色腫女性20歳広島市東観音町、1.1キロ直爆。遮蔽有・屋外。避難中に黒い雨多量に受ける。直後から血便、脱毛、耳鳴りが継続。1947年高熱、下痢、口の中に腫れもの。2002年9月申請、2008年4月認定。
前立腺ガン男性17歳広島市千田町、2キロ直爆。遮蔽有・屋内。ガラスで負傷、腰部打撲。7日中島町、天神町に入市。外傷の出血止まらず。血性下痢1945年9月~1946年1月まで継続。2003年3月申請、2008年4月認定。
子宮体ガン女性8歳広島市牛田町、2.2キロ直爆。遮蔽有・屋外。建物下敷き。ガラスで頭、顔、首に深い負傷。全身に打撲傷。黒い雨受ける。発熱。歯齦出血と倦怠感が長期に続く。傷の回復の遅れと被爆の恐怖感で1年間休学。2003年3月申請、2008年4月認定。

認定

申請病名性別被爆時年齢被爆状況など申請年月ほか
胃ガン男性18歳広島市西観音町、1キロ直爆。遮蔽有・屋内。家屋の下敷き。左腕から脚に重度の火傷。吐き気、火傷の化膿で4カ月治癒せず。25歳で高血圧症に。2006年6月申請、2008年3月認定。
胃ガン男性3歳広島市国泰寺町、1キロ直爆。頭と顎に外傷。直後、紫斑、下痢、発熱、嘔吐が続く。2007年4月申請、2008年3月認定。
肝腫瘍(肝内胆管ガン)女性19歳広島市稲荷町、1.3キロ直爆。遮蔽有・屋内。倒壊家屋の下敷き。顔面、頭部に負傷。10日程度、京橋川の川原で生活。直後に紫斑、歯茎からの出血、食欲不振、外傷の化膿、倦怠感、生理の停止。戦後は、虫さされでも化膿。歯茎からの出血、食欲不振、倦怠感、貧血がつづき、つねに白血球が多いと言われてきたが50歳から安定。2006年11月申請、2008年2月認定。