東友会、都議会各会派と懇談 2008年度予算について要請
2007年9月4日と5日、都議会各会派から2008年度の東京都予算に対する懇談会がよびかけられ、東友会は飯田マリ子会長を中心に副会長、事務局長など役員が懇談。被爆者相談など委託事業費の増額と2008年予定している東友会結成50周年事業への助成について要望しました。
都議会自民党との懇談には都議25人が参加。東友会の要望を聞いた樺山たかし都議(葛飾区選出)は、「被爆者のことは党派を超えた問題。委託費について担当局が自民党の提起を待っているのだから期待に応えたい」と力強く回答しました。
都議会民主党との懇談では馬場裕子都議(品川区選出)など12人の都議が対応。放射線の影響の問題などとともに、50周年事業に都の後援への協力、被爆者の制度を介護保険施設などに広く知らせるよう担当局に働きかけたい、という話がありました。
都議会公明党は、石井義修都議(墨田区選出)など4人の都議が対応。委託費が削減された東友会の切実さはよく承知している、増えた税収をどう使うかが大事なので、党として福祉の再点検を始めている。協力したい、と回答しました。
共産党都議団との懇談では3人の都議が対応。吉田信夫都議(杉並区選出)が、委託費の増額と50周年事業への支援とともに、被爆者一人ひとりへの東京都からの通知を改善するよう働きかけたいとの話がありました。