被爆者相談所および法人事務所
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核兵器も戦争もない平和な世界へ決意あらた 3・1ビキニデーに参加して

品川友の会会長 長久勝之

 2007年・被災53周年の3・1ビキニデー集会に東友会代表として参加しました。2月28日は、静岡市内の会場で日本原水協全国集会が開かれ、全体集会には全国から約900人が参加。つづいて、原爆症認定の分科会を含む5つの分科会で議論・交流。私は「焼津行動」に参加し、焼津の街を実地に見学しました。
 3月1日朝、焼津駅前から故・久保山愛吉さんのお墓まで「献花墓参平和行進」。墓前での誓いのあと、焼津文化センターで3・1ビキニデー集会(原水爆禁止世界大会実行委員会と地元実行委員会主催)が開かれ、1200人が参加しました。
 海外からは、アメリカ、韓国、中国、フィリピンなど、アジア・太平洋地域の各国代表が参加。核兵器全面禁止・廃絶と平和なアジアへの展望を語り合いました。
 広島・長崎両市長からのメッセージ紹介、地元の戸本隆雄焼津市長、第五福竜丸の元漁労長・見崎吉男さんと元乗組員の大石又七さんらの発言のあと、東友会の活動を報告する機会があり、原爆症認定集団訴訟の現状や国会議員要請など東京の被爆者運動の様子を発言しました。
 最後に、「憲法9条と非核三原則が輝く21世紀の日本と核兵器のない平和な世界を築きましょう」との集会アピールを採択し、全員で合唱して閉会しました。

焼津にて。「なくそう核兵器、まもれ憲法9条」の横断幕を先頭に掲げた墓参行進。参加する団体ののぼりなども列に続いている。
墓参行進の先頭に立つ長久さん(前列中央)