東友会の相談件数 2004年度は1万3901件
2004年度に東友会が扱った相談件数は1万3901件となり、2003年度についで過去2番目に多い件数となりました。
更新期限が「終身」となったために健康管理手当についての相談は減りました。しかし、介護手当や介護保険、在外被爆者への施策についての相談が増えています。
2004年度、東友会相談員が参加した地区相談会は年間24カ所、623人の被爆者と家族が参加しました。
これらは、都内41区市247人の地区相談員のがんばりにも支えられた相談実績です。
東京の被爆者数 8462人に
東京在住の被爆者の平均年齢は71歳を越え71.6歳になりました。2004年3月31日現在のデータが東京都より届きわかりました。被爆者数は1年間で286人減り、8462人になりました。
健康管理手当受給者は73.8%で、併給ができない健康管理手当、保健手当、医療特別手当、特別手当の受給者は80%を超え80.9%になりました。
認定基準をめぐって集団訴訟が行われている医療特別手当(原爆症認定)は、1年間で11人が認定されましたが、8人の人が亡くなり、東京の受給者は93人で受給率は1.1%にすぎません。
手帳所持者 | うち認定被爆者 | 健康管理手当 | 医療特別手当 | 4種手当合計 | 二世受診票所持者 | |||
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人数 | 率 | 人数 | 率 | 人数 | 率 | |||
8462 | 109 | 6243 | 73.8% | 93 | 1.1% | 6824 | 80.6% | 4832 |