東友会地区活動に役立つ交流会 自治体の助成金と地区の会の会計処理で
経験豊かな報告や意見交流
地区活動に役立つ地区交流会が、2004年11月26日、東友会の会館ホールで開かれ、29地区58人が参加しました。
この交流会は、自治体からの助成金を活用するに当たって、地区の会の会計処理を適切にする方法を研修することを中心課題にしたものです。
このため、まず飯田マリ子副会長が「自治体に対する要請活動について」と問題提起しました。被爆者個人・団体への自治体の援護施策を充実させるための請願・陳情・要請のしかたを具体的に説明しました。
関連して、村田未知子事務局主任が「自治体の被爆者援護施策の実態」を報告しました。自治体の財政が逼迫して、助成金が切り下げられる地区が多いなかで、据え置きのところ、増額している地区がある、それらの地区の会の会計をみると、共通して、予算と決算が会活動の活発さを反映するものになっていて、繰越金が少額であることが特徴だとのべました。また、見舞金の名称を「社会活動奨励金」「健康支援金」としている地区もあると説明し、繰越金を残さないようにと問題提起しました。
武蔵野・けやき会の永井淳一郎会長と、杉並・光友会の梅園義胤会計が、自分の地区の会の会計処理について、示唆に満ちた報告をしました。
問題提起と報告をめぐって活発な質疑、意見交流があり、「参考になった」「もう少し深めてほしい」などの感想が寄せられました。