品川被爆者の会が新体制に 総会で新会長ら選出

　2004年7月10日、品川被爆者の会が総会を開き、新役員と会則などを決めました。これは2004年3月に広瀬清・前会長の辞任したことを受けて開かれたもの。
　総会の準備は、4月に東友会相談員をまねいた相談会の後、世話役に決まった12人が相談してすすめ、会則の案や役員人事から区役所の担当者への要請をつづけてきました。
　総会の案内状は、区内の住所のわかる被爆者162人全員に郵送。案内状を読んだ会員から、「ぜひ、会をつづけてください」などの声も寄せられました。
　総会には21人が参加。会長に長久勝之さん（広島被爆）、事務局長に小林進さん（長崎被爆）を選出。規約とともに会の略称を「品川友の会」とすることなどを決めました。
　総会には、区障害福祉課の佐藤隆主事と長年品川の被爆者を支援してきた区職労から津田重朗さんが参加。東友会からも、会長辞任後の会のすすめ方について相談を受けてきた東友会の山下久代組織部長と的早克眞相談員が出席しました。