臨界前核実験に抗議 東友会などアメリカ大使館に
東友会は2003年9月19日、日本被団協、首都圏被団協、東京原水協、市民団体とともに30人で、アメリカ大使館に、同日朝(日本時間)強行した臨界前核実験に抗議する行動をおこないました。
参加者は、被爆体験を語り、「核兵器は全廃せよ」「小型核兵器の開発やめよ」「どんな核実験も許さない」「ブッシュ大統領は広島を訪問せよ」などと唱和しました。
アメリカの臨界前核実験は、1997年以来通算20回目、ブッシュ政権下では7回目。報道によると、「ピアノ」と名付けられた今回の実験は、ローレンス・リバモア国立研究所が担当。ネバダ核実験場の地下290メートルの水平坑道でおこなわれました。
アメリカ・エネルギー省は、「核兵器の安全性と信頼性を保つための技術情報の取得」といっています。