被爆者相談所および法人事務所
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東友会連続研修講座第2回 被爆者運動の現状と課題を学ぶ

 新常任理事と支援者を対象にした東友会連続研修講座の第2回は、飯田マリ子副会長を講師に「被爆者運動の現状と課題」と題して2002年10月10日、東友会2階ホールで66人が参加してひらかれました。
 飯田講師は、1995年から2002年9月までの東友会の略史を準備し、これをもとに、被爆者援護法の評価、法制定後の運動の力点、核兵器をめぐる情勢を講演。被爆者運動の最近の特徴として、「生あるうちに」核兵器も戦争もない世界を、という強い思いをあらわした「21世紀被爆者宣言」(2001年、日本被団協の総会で採択)は、「原爆被害者の基本要求」とともに被爆者運動の宝だとのべました。
 今後の課題として、核兵器廃絶、「『原爆症』認定を求める集団申請・集団提訴」、「在外被爆者に援護法の適用を」などをあげ、「限られた残りの人生を、被爆者として悔いなく生き、悔いなく死のう」と結びました。
 初参加の被爆者、支援者からも活発な発言、意見が出されました。