連続研修講座第1回 東友会の歴史 「働きながら活動」に感銘の声
東友会結成44年を迎え、新しい常任理事と支援者のみなさんに東友会の歴史と活動を知ってもらうための、「連続研修講座」の第1回「東友会の歴史」が、2002年9月13日、文京区・平和と労働センター(東友会の事務所があるビル)ホールでおこなわれました。講座には、被爆者と東京原水協の人びとなど59人が参加、メモをとりながら熱心に受講しました。
講師の藤平典副会長は、7ページにわたる「東友会略史」の書面を準備し、自分の体験を交えて講演しました。東友会の活動資金がないため、1964(昭和39)年の「市川女優座」公演などをはじめ、演劇や音楽会の成功に力を尽くしたこと、1987(昭和62)年に厚生省前にテントを張って5日間の座り込みをしたさい、座り込み現場から勤め先の学校に通ったことなど、時には涙を浮かべながら話しました。
受講者から、「長く苦しい運動の結果、今日の東友会があることがよく分かった」「仕事が終わってから会のために働いてくれたことに頭が下がる」「藤平副会長の『事務局員の方がたの献身的な働きがあったからやってこれた』という言葉や『私自身も運動の中で成長してきた』との言葉は心に残った」など、多くの感想が寄せられました。