被爆者相談所および法人事務所
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市民・平和8団体で「お花見平和のつどい」 反核平和の願い発信

 第五福竜丸のエンジンを夢の島の第五福竜丸展示館横に移送する運動にかかわった東友会など市民・平和8団体が2001年から始めた「お花見平和のつどい」が2002年4月6日、エンジン展示場横の広場で開かれました。
 晴天とあたたかい陽気に恵まれ、葉桜になったヤエベニオオシマザクラを囲んで、東友会の20人をはじめ160人がこの1年平和のために各団体がとり組んだ活動を報告しあい、2003年への思いを語りあいました。
 メイン広場では、東京地婦連・田中里子さんの開会あいさつに始まり、全員で唱歌「花」を合唱、主催8団体がこの一年間の平和へのとり組みを2分間スピーチで報告しました。
 午後は、「エンジンの前で平和を語りあおう」のコーナーと「船体を見ながら核実験被害の話を聞こう」のコーナーに分かれて話しあい。「平和」のコーナーでは、大型紙芝居「ぞう列車」の上演や、国分寺・国分会の西野稔さんの被爆証言がありました。
 「船体」コーナーでは、元第五福竜丸乗組員の大石又七さんを囲んで「マーシャル訪問の報告」。参加者から、「ビキニ被爆の補償はどうなったのか」「若い人に何を伝えたいか」などの質問があり、盛り上がった会合になりました。
 広場では、東友会の「被爆者の店」、折り鶴コーナー、パネル展示、飲み物販売などのテントが並びました。主婦連の和田正江さんのあいさつで午後3時閉会しました。

芝生に敷かれたシートに座る参加者たち。
「葉桜になったけど…」とサクラの木を見上げる「お花見平和のつどい」の参加者たち
テントの中に置いた長机の上に商品が置かれており、売り手と買い手がそれを挟んで会話している。
東友会オリジナルグッズを販売した「被爆者の店」