被爆者相談所および法人事務所
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東京都の被爆者数9150人に

2001年比119人減、死去は174人

 東京都健康局から2002年3月末現在の東京在住被爆者のデータが届きました。被爆者健康手帳を交付されている人は9,150人、最高時の1988年度末から1,215人、2000年度末(2001年3月末)から119人減りました。
 死去したことが年度内に東京都に連絡された被爆者は178人。年度内に新しく手帳の交付を受けた人は53人でした。
 平均年齢は69.2歳、2000年度末から0.8歳あがっていますので、2002年度末には70歳を超えるものと思われます。広島の被爆者の平均年齢は70.3歳、長崎被爆者は67.5歳でした。

健康管理手当の未更新増える 原爆症の認定は1%超に

 健康管理手当の受給者は実数で28人減りましたが、受給率は0.6ポイントあがりました。しかし、年度内に手当が更新になった1,630人のうち1,510人しか更新できず、未更新率は7.4%に。1998年度を1とすると未更新率は1999年度が7倍、2000年度が14倍、2001年度は10倍になっています。
 「認定被爆者」とは原爆症認定を受けたことのある被爆者です。109人の内訳は医療特別手当受給者94人、特別手当受給者15人で、医療特別手当受給者がはじめて1%を超えました。