被爆者相談所および法人事務所
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2024 ピースアクション&ピースパレード 核兵器のない世界は一人ひとりの力が大切

 「ピースアクション in TOKYO&ピースパレード」が2024年4月14日、東京ウィメンズプラザで開かれ、小学生や中学生も含め97人、東友会からは21人が会場に直接参加。オンラインでのライブ配信には14人、後日動画を29人が視聴しました。
 集会は、開会挨拶の後、広島市・長崎市両市長のビデオメッセージが映写され、参加した両市東京事務所長が紹介されました。
 続いて、原爆投下当時8歳だった久保田朋子さんが、広島での被爆体験を証言。幼い心に焼き付けられた戦争への道を突き進む社会の動きを広島での悲惨な記憶とともに語り、「今も放射線の障害で苦しんでいる人がいる。このような惨劇が二度とないよう、核兵器のない平和な世界を保つためには、一人ひとりの力が大切」と強く訴えました。
 各団体の活動報告は、東京都生協連に参加するコープみらい、パルシステム東京、東都生協、東京保健生協、全国大学生協連東京ブロックの5団体と日本生協連、東京地婦連、東友会からおこなわれました。
 それぞれの生協の1年間の平和活動が、映像とともに生き生きと紹介され、参加した被爆者から「励まされるね」との声も。東友会からの報告は、結成65周年の1年間を家島昌志代表理事が映像を使って報告しました。
 集会の最後に、平和と核兵器廃絶へのアピール文が朗読され、大きな拍手で採択されて閉会となりました。
 集会後は、天候にも恵まれて元気にピースパレード。東友会の参加者は青いタスキをかけて行進。生協の人たちといっしょに、東京から核兵器廃絶と平和な世界への願いを発信しようと、会場から渋谷駅付近まで道行く多くの人びとにアピールしました。

舞台の上に集まった参加者たち。なにかメッセージが書かれた紙を体の前に掲げ持っている人もいる。天井からは「2024 ピースアクション in TOKYO」など大きく横書きれた看板がさげられている。東友会の参加者は、たすきをかけている。
恒例となった集会後の全体記念写真
「2024 ピースアクション in TOKYO & ピースパレード」など横書きれた横断幕を先頭に街を歩く集会参加者たち。横断幕を持つ4人のうち2人がたすきをかけた被爆者。後ろには、団体名の書かれたのぼりなどを持った人を含め、列が続いている。参加者の多くが、片手をあげて沿道へ向けてふっている。
沿道に向け手を振るパレード