原爆症認定 ケースbyケース
「東友」2022年1月号で紹介した後、東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者のうち4人が認定されましたので紹介します。申請病名と認定病名が違う場合は併記していますが、今月からは厚生労働省から照会があった場合、その内容を追記します。(2022年1月17日から2月10日)
認定
申請病名 | 性別 | 被爆時年齢 | 被爆状況 | 申請年月ほか |
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食道がん | 女性 | 11歳 | 広島直爆1.4キロ | 2019年10月申請。照会1回:申請時添付できなかった資料の提出を要求。 |
基底細胞がん (認定病名:皮膚がん) | 女性 | 3歳 | 広島直爆2.0キロ | 2021年2月申請。照会3回:申述書の申請病名を「顔面、腰部基底細胞がん」に訂正する要求1回と手術記録の提出要求2回。 |
胃がん | 男性 | 3歳 | 広島直爆1.0キロ | 2021年9月申請。照会2回:以前の認定申請時に提出した資料を審査資料に加えることの了解、申請病名の一致(申請書「胃がん」、医師記載の意見書「早期胃癌」、添付書類一覧「空欄」の一致)を要求。 |
左側舌がん (認定病名:口腔がん) | 男性 | 24歳 | 広島入市8月10日から20日 | 2021年9月申請。照会1回:画像診断報告書、手術記録、治療状況のわかる直近の受診時のカルテを要求。 |