被爆者相談所および法人事務所
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東友会新春のつどい 核廃絶、国の償い、原爆症認定訴訟に力尽くそう

被爆者、二世、支援者らが交流

 2014年東友会新春のつどいは、例年どおり1月の最終日曜日26日午後、平和と労働センターで、被爆者67人をふくむ109人が参加して開催されました。
 つどいの冒頭は、第1部司会の濱住次郎執行理事のよびかけで、原爆犠牲者への黙祷が捧げられ、大岩孝平代表理事が新年あいさつと東友会がすすめる国の償い実現運動とノーモア・ヒバクシャ訴訟への支援などについての決意を述べました。
 つづいて恒例の東友会の活動紹介。2013年の新春のつどい以後1年間の東友会の活動のスライド解説を担当したのは家島昌志執行理事。ユーモアに富んだナレーションが、おおいに会場を盛り上げました。
 政党関係の来賓として、到着順に笠井亮衆院議員(共産党)、浅田やすお文京区議(社民党)、中屋文孝都議(自民党)、中村ひろし都議(民主党)、小松久子都議(生活者ネット)、塩村あやか都議(みんなの党・東京)、高木美智代衆院議員(公明党)が、党を代表して心のこもった激励と連帯のあいさつ。生活の党から青木愛衆院議員の秘書もあいさつしました。

中屋文孝都議
(自民)
中村ひろし都議
(民主)
高木美智代衆院議員
(公明)
笠井亮衆院議員
(共産)
塩村あやか都議
(みんな)
小松久子都議
(ネット)
浅田やすお文京区議
(社民)

年の初めの交流の場

 第2部は、日本被団協の田中熙巳事務局長の乾杯の発声で開会。村田未知子執行理事の司会で、懇親会がすすめられました。
 2014年は都知事選挙の期間に重なったため支援者の参加は26人でしたが、東友会顧問医の園田久子医師、東京原水協、第五福竜丸平和協会、東京空襲遺族会、東京非核政府の会、東京社保協の代表などがマイクを持って激励のあいさつ。参加した都内各地区の被爆者と被爆二世も紹介されました。

「時事川柳」に沸く

 東友会は、2014年はじめて「つどい」のために「時事川柳」をよびかけました。当日までに集まった川柳は72首。審査員になった午年の年男・年女と東友会理事が、会場に張り出された作品を審査し、入選作5点が選ばれました。これを審査委員長の向山新医師が発表し、会場で読み上げました。選ばれた川柳は、すべて被爆者の作品でした。
 新年のつどいの最後は、毎年恒例の「青い空は」の合唱。指揮者でもある梅岡功さん(武蔵野けやき会)の指揮とリードで盛り上がり、出田卓理事が閉会のあいさつを述べました。

「新春のつどい」会場全景。6人掛けのテーブルが壁に対して斜交いに、格子状に並べられている。どのテーブルも参加者のみなさんでいっぱい。
締めくくりに「青い空は」をみんなで合唱

選ばれた「時事川柳」5首を紹介します。

核廃絶いつやりますか今でしょう
八王子・八六九会 伊藤雅浩

原発も武器も売り込む被爆国
稲城・稲友会 濱住治郎

秘密保護何が秘密かそれ秘密
三鷹・三友会 大岩孝平

集団的自衛だ自衛ジェジェジェジェジェ
八王子・八六九会 石井淳介

認定を原爆浴びぬ人さばき
葛飾・葛友会 奥田萩子

恒例の反核バザールも

 東友会が毎年お願いしている「反核バザール」には、17人の協力者から95点の品物が提供され、3万7000円余の売上げが寄付されました。