被爆者相談所および法人事務所
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核兵器のない平和で公正な世界に 3・1ビキニデーに参加して

稲城・稲友会 木場耕平

 2008年3・1ビキニデー集会に東友会代表として参加しました。
 3月1日朝、焼津駅前から久保山愛吉さんのお墓のある弘徳院まで市内を行進。墓前で献花して平和への祈りを捧げました。午後は焼津市文化センター大ホールでの大集会。全国から1200人が参加しました。地元・焼津市長のあいさつ、広島・長崎両市長のメッセージの紹介があり、第2部はうたごえと映像による「ビキニ事件」と原水爆禁止運動の歩みをたどる催しでした。
 海外からは、アメリカ、韓国、中国、マーシャル諸島の代表が参加。それぞれ発言がありました。原爆症認定集団訴訟の弁護士からは、この裁判の意義と現在の状況が詳しく説明され、参加者のみなさんもよくわかったと思います。
 夕方からの国際交流会議は「非核平和のアジアと日本の針路」がテーマ。日本と各国の代表が報告し、熱のこもった討論。翌2日は6つの分科会のうち「被爆者援護・連帯の継承」に参加。全国各地の原水協や民医連、若者たちのとりくみの報告があり、私は被爆体験を話しました。
 最後の全体会では、核兵器のない平和で公正な世界を誓う集会アピールが採択され、全員で合唱して閉会しました。

ビキニデー集会で、舞台上に並び発言する参加者たち。
思想・信条、年齢を越えて…