被爆者相談所および法人事務所
〒113-0034 文京区湯島2-4-4平和と労働センター6階
電話 03-5842-5655 ファックス 03-5842-5653
相談電話受付時間
平日 午前10時から午後5時、土曜 午前10時から午後3時

「原爆被害者の墓」墓前のつどい 身寄りのない被爆者の合葬も

 2007年11月23日、「原爆被害者の墓保存会」が、高尾の東京霊園に建立されている「原爆被害者の墓」の前で「故人をしのび未来を語り合うつどい」を開き、合葬者の家族や被爆者31人が参列しました。この墓は、被爆者と家族を合葬するために、有志が被爆60年の2005年11月23日に建立したもの。現在、被爆者1人と家族2人が合葬されています。
 保存会が毎年建立の日に墓前で開いている追悼の会は2007年で3回目。墓石の隣りに合葬者の遺影が掲げられた「つどい」では、東友会役員でもあった故・米内達成さんの妻・節子さんなど、遺族が故人への思いを語ったあと参列者全員が献花し、合葬者を追悼しました。
 東友会の村田未知子相談員が、身寄りのない被爆者・織田アヤさんの遺骨をこの墓に合葬するための募金を2006年の「つどい」からよびかけたことから、2007年の「つどい」は朝日新聞と東京新聞が大きく紹介しました。
 「原爆被害者の墓」についての問い合わせは東友会事務局まで。

「被爆者の墓」の前に集まった人たち。
被爆者の墓の前で