原爆症認定ケースbyケース
東友会と地区の会をつうじて原爆症認定第2次集団申請に参加した2人の審査結果が届きましたので紹介します。
2006年末までの集団申請に参加した107人中審査結果が出た人は53人。うち認定された事例は、近距離被爆のガン5件のみです。
却下
申請病名 | 性別 | 被爆時年齢 | 被爆状況など | 申請年月ほか |
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胸部大動脈瘤・白内障 | 男性 | 15歳 | 長崎市2.3キロ直爆。遮蔽無・屋外。両手甲、手首に火傷。9日夜、中心地で野宿。火傷の化膿。脱毛、歯茎からの出血、倦怠感が続く。戦後も肝炎、白血球減少症の治療を受ける。 | 2006年5月申請、2007年5月却下。 |
脳梗塞 | 女性 | 23歳 | 広島市3キロ直爆。遮蔽無・屋外。負傷・外傷なし。6日から15日に中心地に立ち入る。近年、心不全と脳梗塞、帯状疱疹を発症。白内障治療中。 | 2006年6月申請、2007年5月却下。 |